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2025/2/5
日々の使用で汚れがつきやすい傘。長く使うために自宅でできるお手入れ方法をご紹介します。
傘の汚れについて
傘の表面には、空気中のホコリなどの汚れが付着しやすいです。生地表面が汚れているとはっ水性の低下にもつながるため、適切なお手入れが欠かせません。
また皮脂やハンドクリーム、日焼け止めクリームなどが付着すると、傘の生地が変色する場合があります。晴雨兼用のトラベルサンブロックアンブレラでは、裏地が透けていっそう汚れが目立つ場合があります。シミや汚れに気付いたときは、なるべく早く洗うようにしましょう。
はっ水について
生地表面のはっ水基が水をはじくことで生地の保水を防いでいます。はっ水基が汚れや摩擦で倒れると、本来のはっ水性能が発揮できません(詳しくははっ水剤のページをご覧ください)。はっ水性を維持するためにも定期的なお手入れをおすすめします。
傘の洗い方
【1】傘の生地を濡らす
傘を開いて、汚れの付着した生地に水かぬるま湯をかけます。
【2】スポンジなどでやさしく洗う
傘の生地をスポンジなどでやさしく洗ってください。
ブラシやたわしなどで強くこすらないようにしてください(生地を傷つける恐れがあります)。
汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤をスポンジに含ませ、やさしく洗ってください。O.D.メンテナンス マルチクリーナーの場合は、キャップ1杯(15mL)を水1L程度で薄めて使ってください。
【3】すすぎ
洗剤の成分が残らないように、しっかりと洗い流します。
乾燥
【4】陰干し
風通しのよい場所で陰干しします。完全に乾燥させてください。
【5】はっ水性を回復させる
傘が乾燥したら、ドライヤーで熱処理を行います。ドライヤーを10cmほど離し、60℃程度の風が当たるようにしてください。1カ所5~20秒程度を目安に、少しずつ場所をずらしながら全体に熱を加えます。熱を加えることで、はっ水性が回復します。
高温で1カ所に長時間あてないようにしてください。
熱処理の後は、傘から熱が抜けるまでしばらく置いておきます。
はっ水加工の施し方
【5】の工程を行ってもはっ水性が回復しない場合は、O.D.メンテナンス はっ水スプレーを塗布すると効果的です。
風通しのよいところで15cm以上離して全体がしっとり濡れる程度にスプレーし、ニオイが消えるまで20分以上乾燥させます。
一カ所に集中してスプレーしたり、塗布しすぎるとシミや白化の原因となります。
詳しくはO.D.メンテナンス はっ水スプレーの使用方法をご参照ください。
保管方法
傘が完全に乾いたら、風通しの良い場所で保管してください。
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